あなた、応援するチームが負けて悔しがるのを見られて、"だったら応援やめれば?"って言われたことありません?チームが勝つために、妙な縁起かついだりしません?途中経過見て、「・・・逆転されて無いだろうな」って不安になりません?
僕はあります。つか今日もそうでした。
これもまた"サッカーの本を読むならこれを読め"というときに必ずあがる本。
筆者はアーセナルをこよなく愛する方。アーセナルといえば、ベンゲルとゆーキーワードが出てこざるを得ないのがグラサポとして悲しいところなのですが、この本では91-92シーズンまでしか書いてない、のでベンゲルは出てきません。幸せと考えるべきか否か。
そして、このころのアーセナルは、強くない、サッカーはつまらない(「サッカーの敵」にもそんなことが書いてあったな・・・)らしく、"優勝を期待してシーズンを始めるものの、秋にはその可能性も無くなり・・・""優勝するほど強くなく、降格するほど弱くない""何も無い試合""リーグ戦のうさを、カップ戦ではらす"・・・なんて書いてある。
1週間を週末の試合のために過ごし、友人のパーティーを試合が見たいからという理由で断ったり(もちろん相手に言うのは別の理由だ)するところなど、笑いながら自分を冷静に振り返って怖くなり、そして本場イングランドにもこういう人がいるのだなぁ、と安心する。
正直、彼を羨ましく思う。なぜなら、愛すべきチームはたった一つ、アーセナルだけだからだ。
これが俺の場合、グランパス、そしてドラゴンズ。二つになってしまう。さらに言えば、F1だってある(我が家でスカパーを導入しているのは、この3つを見るため)。彼のような行動をとったら、間違いなく生活が破綻する。しかし、幸いにも東京に住んでいる都合上、試合数は限られていて、それによって俺の生活は人並みになっている・・・逆に来る時にはあらゆる手を使って参戦しようとするが・・・
そして、チームを愛でる者として、もうひとつ言いたいことがある。
結構ファイナル行ってるじゃん!!つか優勝してんじゃん!!
さぁ、ここで比較してみよう。まずはアーセナル。期間はこの本に書かれている、1968-1992の24年間だ。
League Champions
1970-71 1988-89 1990-91
FA Cup
1970-71 1978-79 1992-93
League Cup
1986-87
続いてわれらがグランパスだ。期間は93年から2004年までの11年間だ。とすれば、アーセナルの半分も行けばまぁ良し、としよう。
League Champions
な し
天皇杯
1995-96 1999-2000
League Cup(ナビスコカップ)
な し
・・・残念ながら、アーセナルのカップ戦ファイナル進出回数というのを探るのは(めんどーだったので)しなかったが、(ちなみにグランパスの場合ファイナル進出回数=優勝回数だったり)アーセナルのほうがやっぱり多い!
こうなるともうついでなのでドラゴンズも行ってみよう。2004から24を引いて、1980からだ。
セ・リーグ優勝
1982 1988 1999 2004
日本一
な し
・・・そうか、アーセナルの強さはドラゴンズと大体同じくらいなのか・・・
ともあれ、サッカー好きにお勧めするのはもちろん、選手じゃなくてチームが好き、という感性を持った人ならば間違いなく楽しめる本です。